2011年03月05日

【映画】そのC「ザ・タウン」

それでは映画レポ、第4弾〜。

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「ザ・タウン」

タイトル和訳したら、「街」www。めっちゃ素っ気無いタイトルですw。
ですが、内容はかなりのハードボイルドな映画だったりします;;。

舞台は、ボストン北東部にある「チャールズ・タウン」というところらしいですが、いわゆる下町な、
しかも「スラムタウン」と言うべき街が舞台。
でもそういった固有名はほとんどどうでもいい感じ。
アメリカと言わず、世界中のどこにでもこういう貧しく荒れ果てた、「正しく生きる」という事自体が困難で、
心がすさぶ、時に犯罪・暴力・売春、果ては薬物とかすらもあり得る環境で、そしてその中で最低限の生活を
送らざるを得ない人々がいて、そこから抜け出す事を夢見て、それができない事に絶望しながら生きていく。
そんな、ごくありふれた、どこの国でもどこにでもある、そんな街が舞台の作品でした。

ですが、そんな今まででもありふれた設定の、何度も描かれてきた下町の悲哀モノの映画でありながら、
その生々しい程の現実感を持って訴えてくる世界観が、とっても素晴らしいっ!!

監督・主演が"次のクリント・イーストウッド"と絶賛される、人気俳優のベン・アフレックなのですが、
彼そのものというよりも、全ての俳優陣が織り成す、その街での人間模様があまりにも全て切なく儚く、そしてリアル。
演じられる事件・友情・恋愛・因縁・希望・絶望の、その全てが。

その、どうしようもないしがらみや、やるせない想いや。
その中ででも生きていかないといけないという執念や。
そして、いずれはいつかは・・・と願いながら足掻いていく様は、とても身近でとても共感できるモノでした。

なぜなのだろう…と考えると、ここに描かれている物語は、本当にどこにでもある、ありふれた光景だったから。
という事に気づかされました。
事の質や、規模の大小の差はあれど、その犯罪の大きさという違いはあるにせよ。
その登場人物たちの矮小さも、しかしその雄々しさも全て。
その光景はどこの街にでも起こっている出来事なのだ、という事が共感していた理由だったのだなぁ。
と思い至りました。

その事を改めて気づかせてくれた事だけでも、観るべき価値のある一本だと思います。
とる犯罪都市の、しかし実は身近な町の風景を描いた快作です。

是非、ご覧になってください(^^)。
ではではー^^)/ぴかぴか(新しい)
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2011年03月04日

【映画】そのB「毎日かあさん」

それでは、3本目〜。

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「毎日かあさん」

こちらは(結構有名になったもんだよなぁ;;)女流漫画家の西原理恵子氏が毎日新聞に週一で連載している漫画、
「毎日かあさん」の実写映画版です。
…よく実写化できたもんだなぁ・・・。
でも西原氏の作品の中では、これが一番「西原理恵子」らしい作品ともいえますw。

正直言うと、この西原理恵子氏という作家、というか人物は、私から見てるとホントに異次元の存在とも言える
程に、その価値観・世界観が達観しまくってて、いつも呆気にとられてきました。
例えどんなに人生やり直せても、こんな生き様は無理だろーなー、と。

まず作風という点からして、独創的。
西原氏は自身のスタイルを2つ持っていまして、
・叙情派…極めて純文学に近いエッセイスト的な作品。→「ぼくんち」「いけちゃんとぼく」等。と、
・無頼派…ドきつい程に型破りな生き方を綴った作品。→「まあじゃんほうろうき」「恨ミシュラン」等。
の、全く似ても似つかぬ極端なスタイルを両立させている、という奇特な作風で知られています。
そして、そのどちらも本当に独創的で、どちらも一つのスタイルとして確立しているんです。
これだけでも、相当な異質。

一見、倉田真由美氏(くらたま、の愛称でも有名な作家)や浜口乃里子氏のような、女流漫画家と同列に見えますが、
この方たちとも明らかに違う。
倉田氏や浜口氏は、「女流」漫画家として、まず女性ありき、の視点で描いているのですが、
西原氏は「まず一個の人間として」の視点で世界を描いている。それでいて女性という個性を客観視して自己を
表現している、という大きな違いを感じます。
つまるところ、まぁ人としての体験・経験の質が全くもって桁外れにでかい。
と、そんな感じを受けさせられる作品が目白押しの作家なんですね。

その氏の作品の中でも、この「毎日かあさん」は特に異質な作品になります。
西原氏は先程述べたように、2つの異なった作風を持ち合わせていますが、基本的にこの2つを完全に住み分けて
使っていました。つまり叙情的に書くときは一貫して叙情的に、無頼に書くときは徹底して無頼なままに。

ですが、この「毎日かあさん」では、その2つがない交ぜになって同居しているという、氏にとって極めて珍しい
作品になってます。
日常の子育て風景を書き連ねている点では、明らかに粗暴なほど無頼なタッチなのですが、ふと心象風景の描写に
なると、さわやかなまでに詩的で叙情的なシーンになる、という風に。

その意味でも、特別です。おそらくは氏の代表作となるでしょう。

さて、今回実写化されるのは、その中でも亡夫・鴨志田穣氏との家族生活、そして離別、復縁、死別となった時期を
描いています。(この当時にあわせてなので、お子さん達がまだ小学校・幼稚園の当時の頃となるわけですが、
現在は二人とも中学生になっています。まぁ、そういう意味ではかつての思い出の日々、という事になるわけですが)

この鴨志田穣という方も西原氏に負けず劣らずのハチャメチャな人で(元戦場カメラマンです)、まぁこの方の生き様
も、どうやっても多分真似できません;;。破綻の仕方が半端でない;;。
そんな強烈な個性同士の夫婦だったもんですから、まぁ想像を絶するような日常だったわけですが、
それをキョンキョン、永瀬両氏が見事に再現していたのが見事でした(^^)。

二人とも流石、本格の役者だなぁ、と感心しきりでしたね☆

そして、そんな無頼な日常の中で紡がれていく叙情的な風景も、これまた見事に再現されていました。
よくぞここまで原作のイメージを実写化できたもんだ、と思いましたよ。

ま、個人的にはこれの前に見たのが、残念アニメ(--;→強烈ホラー(゚゚;、だったので、感覚的に刺激に鈍くなってました
けど、率直にいって「笑いあり、涙あり、教訓あり」のいい映画だったな、と思っています。
特にお子様連れで見に行くのにもいい映画ではないかなぁ、と思っています。
(但し、子供たちのハッチャケっぷりも半端ではないので、それは真似するなと釘を刺す必要はありますがw;)


でも総じて素直に楽しい映画だったと思います。家族連れでいくのにオススメですよ(^^)。

ではではー^^)/。
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2011年03月03日

【映画】そのA「パラノーマル・アクティビティ2」

さて、それでは2本目の映画〜^^)/。

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「パラノーマル・アクティビティ2」

これは前作が口コミで人気に火が付き、世界的に大成功を収めた低予算ムービー、
『パラノーマル・アクティビティ』の第2弾。
実際私自身はその作品をまだ観てないですが、相当な評判になって、
よくワイドショーでも取り上げられてたのを思い出しましてねー。
それならば、第2作でも観てみるかw、という感じでチョイスしてみましたー。

今回の設定は、アメリカのいわゆる富裕層にあたる家庭に起こった事件、という設定でした。
待望の長男が生まれたばかり、家族みんながそれを祝いその模様をホームムービーで撮っている、
そんな幸せな雰囲気の家庭。
その家庭に、ある日外出先から家族が戻ってくると、家の中が荒らされまくるという事件があって、
それをきっかけに宅内に防犯カメラを設置。
すると、その映像の中に奇妙な現象が写されていき…、
という展開のドキュメンタリータッチのホラー映画でした。

と書きながら、いきなり結論というか感想を言ってしますとですねぇ…

めっっっちゃくちゃ怖かったっっっ><;。
も、最初の第一作がどんだけだったかは知らんですけど、すさまじく怖ぇかったですo(;△;)o。

どの辺が…と講釈たれたいのですけど…はっきり言って最初に説明したストーリーのまんまなので、
アレ以上の説明のしようがないんです。ただ強いてつけたすとすれば、
その幸せな家庭の日常が、段々と「非現実的な日常」へと徐々に移っていく様子が、
異様なくらいリアルな描写になってて…><;。

もー、思い出しただけで寒気がしてくるっ。.....煤S(;゚□゚)ノギャアアーー!!
とにかく、ホンキでメッチャクチャ怖かったですっ!

劇場内も異様な状態でした。
多分女子高生だろうと思われるグループのコ達が、中盤辺りから、
「怖い…怖いっ…」「もぅやだ…」「帰りたいよぅ…」とヒソヒソ声でベソ書き出すし、
終わってエンドロールになった瞬間に、大慌てで小走りに出て行った中年の男性もいらっしゃいましたし。
(多分、ムッチャ必死で耐えてたんだろなぁ…)
そういう私も最後の30分は、完全に腰が引けてました。肘掛け、メッチャ力一杯握ってたなぁ…。
自分で言うのもなんですが、よくまぁ最後まで鑑賞できたもんだ、と思っています。今でも(ノ_・。)
もし、もう一回観る?と誘われても全力で拒否します。。゛(ノ><)ゝ ヒィィィ 多分。

そんなわけで、もしTVとかDVDが出ても、なんか最後まで見切れる自信ないです;;。
今回も映画館、という環境だったから通して観ることが出来たようなもんですから。
余程のホラー好きな方でも、かな〜りの「心の準備」はしたほうがいいですねぇ〜w;。
そのくらいリアル感が、っぱないっすっ!!
(余談ですが、帰ってきて、車から自宅までの夜道が久々に怖かったです(--;)

ご覧になる方は、是非心積もりのご用意を〜(T∇T)ノ~~フリフリ

ではではー^^)/。
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
コメント、ありがとーございますっ。(o_ _)o/☆ゴチッ
お返事でーす(^^)。


>三四様

ご忠告、痛み入ります(--*)。
ではっ(o〃 _ _)o↓パタッ



>せいてん丸様

あれ全部書くとなると、大変だなぁ・・・;;。
考えときます〜w;。

多分TV放送もされるんでないかなぁ、とは思うけど、2部構成で放送するとなると大分先でしょーしねー。

ま、余裕があったら(ぁあるんかいっ;;)。
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2011年03月02日

【映画】その@「劇場版マクロスF 恋離飛翼〜サヨナラノツバサ〜」

それでは、映画レポ、いきま〜すw。

第1弾は、コチラから。
20110302macrossF_POP.jpg
劇場版マクロスF 恋離飛翼〜サヨナラノツバサ〜

ま〜、ぶっちゃけますと〜、今回映画を観に来るキッカケになったのは、コレw;。
マクロスシリーズ25周年記念として、一昨年TVシリーズ化し久々のスマッシュヒットとなった今シリーズですが、私自身が
調子を崩していた時期と重なっていた事と、懐かしいアニメの最新版という事もあってドップリハマった本作品のフィナーレを
飾る完結編になります。

い〜歳こいて、なんなのですがね(^^;。
前作の映画版で、また新しい展開にリロードされた感のある劇場版のほうも、果たしてどのような形で決着とするのか、
ワクワクしながら観させてもらいました〜わーい(嬉しい顔)

で、まぁ感想なんですが・・・
えー、ぶっちゃけ、本気のホンネで述べますね。
「映画にする必要、あったの? コレ?(--;;;」
ファンの方、暴言すんません<(_ _;>
でも、ホンキでそう感じました。観終え時に。

まず、一作品として述べさせてもらいますと、全体のストーリーと展開そのものがムリヤリ感ダダ漏れのシーンが多すぎ;;。
物語のいたるところで、主要登場人物たちが絶望的絶命的シーンが多々あるのですが、それが悉く「奇跡的に」助かって、
物語に復活しまくっているあせあせ(飛び散る汗)。あまりにも、ありえない;;。こじつけもいいところで、ご都合主義にもホドがある(--#。
キャラのファンへの気配りか、お涙頂戴の演出かは定かでないですが、これでは涙の一つも出ない、
というより勿体無い程です。
「流した涙、返せっ」とか言われても反論できないよ、この様では。という程に、ひどい・・・。
(但し「何でもあり」なのは、それ自体がマクロスシリーズの売りでもあるのですけどね;;)

そして、そこまで強引に展開しておきながら、オチがアンハッピーとは・・・ふらふら
無理無茶な展開で物語を強引に展開するのなら、せめてそれ自体を最後まで通してほしかった。ハッピーエンドなら、
まだ喜劇として成立できた。たとえどんなご都合的なエンディングとなっていようとも。
それなのに・・・ ドッチつかずもいいところ、です。
せっかく前作で、TV版とは違うアナザーストーリーとして確立できていた世界観・設定を、ムリヤリTV版の世界と刷り合わせて
台無しにしているし。前作で再評価していた要素も、木っ端微塵に破壊した上、破綻してるわたらーっ(汗)

あと、もう一つの「売り」でもある、戦闘アクションシーンの数々ですが。
これは確かに監督である河森正治氏が、このFシリーズを始めるにあたり
「ようやくアニメ技法が、自分のイメージを表現できる次元になったのが大きな動機」
と論じていた通り、もの凄いレベルでの、精密かつスピード感ある描写だった事には評価したいですが、
近年のアニメ描写の技量までは定かでないので恐縮ですけど、あまりにも目まぐるし過ぎて観る側がついていけないたらーっ(汗)
正直、もはやただの作り手側の自己満足としか感じられませんでした。リピーター狙いの過剰表現かもとは思いましたけど、
それだったら基となっているストーリーがアレじゃ、繰り返し見るのがバカらしい、というくらいにです。

唯一救われる点があるとすると、主人公達の三角関係に、製作者としてちゃんとした結論を示した、という事でしょうかグッド(上向き矢印)
この点だけは、視聴者寄りの意図を感じました。
もっとも、この点だけをファンへの解答として提示するだけなら、こんな仰々しく映画化する必要などなく、
TV特番か、もっと言うとラジオドラマやCDといった形での提供でも十分ですので、このような作品になってしまった事への
反論材料にもならないですけどバッド(下向き矢印)

総じて私見で言わせてもらうと、
完全に作り手側の願望とシリーズのファン要望、そしてスポンサーの要求「だけ」を基に作られたグダグダな駄作となってしまった、と言わせてもらいます。
前作だけのほうが、よっぽど作品として確立していました。

それが冒頭の「映画にする必要、あったの?」という思いになったワケです。
マクロスファン、Fシリーズファンなら、むしろその世界観を崩さないために観ない方がいいかも知れないです。
(まぁ戦闘アクションシーンマニアなら、まだ有りかもしれませんけどね・・・)
観たら多分・・・ガッカリするんじゃないかなぁ・・・。マクロスシリーズを愛している方ほど。
そう思ってしまいます。

とにかくFシリーズの決着作としては「???」がついてしまう作品でした。
もちろん観る方にとって感想は十人十色ですので、結論付けられるモノではないですけれども、私にはそうでした。
製作者・スポンサー・ファンにとっても期待の多かった作品でしたので、このような形になったのが残念でしたね。

ではではー^^;。
※ホントーに、暴論書き連ねて申し訳ありません><;。
あくまで、一視聴者の一意見として、お目汚し下さいませ。

*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
コメント、ありがとーございますっ。(o_ _)o/☆ゴチッ
お返事でーす(^^)。


>ピィ様

おおっ(^^)そうでしたか〜。
私は大抵の作品を立ち読みしていますw。

この方のは、本当に独創的ですからね〜。
正確には"芸術家"という事なんでしょう。基本スタンスとして。
ま、おってレポしま〜す☆
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2011年02月05日

【映画】レポそのC「アンストッパブル」!

さてさて、1日の映画レポの最後です〜(と言いながら、実は最初に観たヤツだったりするw;)

unstoppable.jpg
「アンストッパブル」です〜☆

これは、実際に2001年にアメリカで起こった列車暴走事故をモデルにして作られた映画ですね。
あの当時、日本でもニュースやワイドショーでも報じられてましたし、しばしば「奇跡の…」といった類の特番なんかで取り上げられたりした出来事なので、ご記憶されている方も多いのでは?
これは、その事件をモチーフにしたセミドキュメント風アクションムービーですw。

セミドキュメント風、と表現したのは、なんと作品自体が冒頭部分で「これは2001年のペンシルバニアで実際に起こった列車事件をもとに作られた映画である」と、堂々とフィクションですよー、と謳ってたからwww。
はい、間違う事なき"造り物"ですよー、と作品自らが宣言してるんです(^^;。なんか逆に潔くっていいやw。
(そう宣言されたら、確かにクライマックスシーンであった急カーブ突破のシーンは、実際にはそれ以前の段階で回避できてたような気がします…。記憶違いだったらすいませんm(_ _)m)
と同時に作り手の意気込みというものも感じられましたね。これは実際にあった出来事だ、けど我々は敢えてそれを伝えるために、事実を損ねることなく、しかし真実を伝えるためにこの作品を作ったのだ、という決意表明の様にも思えました。

で実際観た率直な感想は…いいっ!!ぴかぴか(新しい)
もう見事なまでに当時の緊張感とか、その中でその判断を下した勇気と決意がメチャクチャ生々しいほどリアル感満載!
それに主役であるベテラン鉄道機関士役のデンゼル・ワシントンが、またもぅ、ハマリ役としか言いようが無いほどハマってる!
以前観た「サブウェイ123」でも、同じような熟練鉄道交換員を演じた時にもバッチシ!と言っていい程の名演技を披露してくれてましたが、こういう"熟達の男の世界に没頭する、硬派なベテラン"という役が見事なまでに似合ってましたねぇ(^^)。
と思ったら、後で調べてみると、なんとこの「サブウェイ123」を撮った時の監督さんが、この作品を指揮してたんですって。なるほど、それもあったのかw;。
とにかく、男として憧れるよなー、という生き様をみせる人物を演じさせたら一級品ですねぇ。もしかすると、今のアメリカで一番"男気な演技ができる役者"なのかもしれないです(o'-^)b。
それとタッグを組んでいた若手車掌役のクリス・パインという役者さんも、負けず劣らずいい"男気ぶり"を演じきってましたねぇ。デンゼル・ワシントンとしっかりタメを張ってましたよーるんるん

さて総じてこの映画を観て感じ入ったのは、この作品を通して伝えたかったメッセージというのが、とてもシンプルで明確なものだった事と、真実は事実を伝える事だけが唯一の方法ではない、という事でしたね。
まず伝えたかったメッセージ、というのは、私にはこう見えました。
「どんな時にも、可能性があるなら出来得る限りの最善を尽くし、努力し行動しろ。どんな時でもチャンスというモノはゼロという事はない。その千載一遇の時に全力で備えろ。そしてその時を見逃すな。そうすれば奇跡は必然になる。」
こんな感じの事を伝えたかったのだろうなー、と思っています。
それをどのように表現していたかは…まぁ、観て頂くのが一番ですねぇwわーい(嬉しい顔)

それともう一つの、真実は事実を伝える事だけが…という部分ですが。
ちょっと脱線しますが、他の話題からその辺をご説明しますね。

皆さんは、日本史とかで江戸時代にオランダの医学書を翻訳して作られた医学書「解体新書」というものがあった事を、多かれ少なかれご記憶されているかと思いますが、この翻訳、実に想像を絶する途方も無い難作業だったそうです。
理由は割愛しますが、当時はオランダ語を読解できる日本人は皆無、という状態で、通訳の人も話せても文書は読めない、という環境だったんです。
それほどまでに厳しい環境にも関わらず、前野良沢・杉田玄白・中川良庵の3名は数年でこれを成し遂げます。まさに奇跡といっていい程の出来事だったわけです。
しかし、それも普及するにつれ、その当時の翻訳がどれほどの難作業であったかを知る物は少なくなり、その有り難味を実感する者も減っていきました。(ま、無理もないです。今のパソコンを例にしてもいいですが、私のようなWindows自体が発売される前、されて以降の社会の変化を見てきた者と、生まれた時から、それがあって当然の中で生きてきた者とでは価値観や考え方は全く違いますもん)
それを最後まで生き残っていた杉田玄白が憂いたわけです。「このままでは、未知の領域に改めて挑もうとする者がでてこなくなる」と。そこで自分達の翻訳がどれほどのモノだったかを書き残しました。それが「蘭学事始」という本なんですね。
その中でも特に有名なのが、この件(くだり)。
原書である「ターヘル・アナトミア」の中に、「顔の真ん中がフルヘヘンドしている」という記述がありました。この、フルヘヘンド、という単語の内容が他の記述をみてもどうにも想像がつきません。彼らはその他の書物を片っ端から見まくって、フルヘヘンドという単語の意味を探ろうとします。
結果わかったのが
・木を切ると、切ったところがフルヘヘンドする。
・庭を掃くと落ち葉がフルヘヘンドする。
という事だけでした。
ここで彼らは様々な推論を立てて、その共通する意味を探していって、ついに"フルヘヘンド"="うず高い"という意味だ、と辿りついた、というシーンです。
有名なので、大抵の方はご存知だと思いますが。

実は、このフルヘヘンドという単語、原書であるターヘル・アナトミアには一切書かれていません。
なので、上記のような事実は実際にはなかった、という事になります。では何故こんな既述をしたのか?というと、要は実際の翻訳作業工程は、こんな途方もなく乏しい情報の中から推論し、その繰り返しの中で解読していったのだよ、という"真実"を伝えるために、わかりやすい例えを作ったわけだったのです。

私はこの映画を観て、ふとその事を思い出しました目
実際に起こった事実は、映画ほどの大事件には至ってなかったわけですが、それが起こっていた時の緊張感はその事実だけでは伝えきれない程のモノだったのでしょう。
その真実を伝えるために、映画ではこのようなストーリーになったのだな、と思えたのです。
そういう意味では、間違えなく"真実"を伝えている映画だと思いますよ(^^)。

もし他の映画のついで、としてでも観て損はなしっ、と言わせて頂きます♪。

まま、ご参考までに。

ではではー^^)/。
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
コメント、ありがとーございますっ。(o_ _)o/☆ゴチッ
お返事でーす(^^)。


>ハルナ様

的確なツッコミ、有難うございますw;。
確かに「サービス=S」が正しい名称ですね(^^)。ま、私の感覚的にはれっきとしたビジネスと見えてますけども。
mixiもスタンス自体は本来は全く同じ、というより模倣だったようですよ。
ただ、実際に運営してみると当の学生のネットワーク、というより卒業後の接点維持として利用するユーザーのほうが多かった、という感じのようです。
あくまで私の私見ですがねw。
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